ワインは水

他の酒と比べて回り辛いのは確実、少なくとも俺の場合は。色々な要因があると思うので、考察してみる。

1つ、炭酸の有無。一般的に炭酸の方が吸収され易いと言う。ビールと比べても、全然度数が違うのに、ワインよりはビールの方が回る気がする。ビールって、一気飲みするのもあるけど、急速に体に沁みる、って感じがある。

胃から染み入って体に回って来た~、って感覚、皆知っている筈で、だからこそこれだけ最初はビールってのが流行っている。同じワインでもスパークリングの方が確実に回る。

2つ、飲み方。上記にもあるけど、ビールなんて一気飲みする物、だから一度に大量に摂取する、そりゃあ回る。それに対してワイン、まあ、飲み方知らない若者でもなけりゃあ、こんなのを一気飲みはしない。

度数は勿論ワインが上だが、ビールをがぶがぶ飲めば結局のアルコール摂取量は上回る。スピードも重要だね、肝臓の処理速度にも当然限界はあるので、ちびちび飲む方が回り辛いのは確実。

3つ、糖分。ワインにはそれなりにあるから、アルコールと一緒にこれも吸収される、つまり、純アルコールに近い物よりも回り辛い。空きっ腹の酒が回り易いのと同じ理屈、食ってから飲む方が回り辛い訳で。

いきなりアルコールのみを吸収するよりは、糖分で割った物を吸収した方が回らない。ストレートよりはカクテルの方が長く持つと言う事だな。

4つ、味。甘みを強く感じるから、そんながぶがぶ飲まん、必然的にゆっくりになる。赤白片方だけだと飽きて来るから、俺は気分で適当に変える、混ぜたりもする。それでもビールと同じ飲み方には絶対にならんから安心。

こんな所かな、この真逆を行く奴がストゼロ系、如何に危険か分かる。こんなのがコンビニで気軽に買えるのが絶対におかしい、これ置く位ならワインバーでも設置して置いた方がアル中は減らせる。

以上の理屈はワインを日本酒に置き換えても同じではあるのだけれど、ワインと比べると、日本酒は普段使いし辛い。パックの日本酒なんて美味くないしね、それなりに良い物を飲まないと、大きく味が変わる。

その点、ワインはパックで十分、俺は無添加の奴を飲んでいる。いや勿論、ワインも日本酒と同様にピンキリなのだとは思うのだが、残念ながら俺にはその違いが分からないので。

どうなんだろうね、日本酒はだいぶ変わると思うよ、俺の感覚では、本当に不味いのも結構あるし、でもワインはそこ迄酷い味って出会った事がなくて。多少は違うけど、まあ問題なく飲めはする。

ま、馬鹿舌だのなんだの言われようが、パックのワインで満足出来ているんだから十分、態々舌を肥えさせてその分金稼がなきゃなんて悪循環にも陥りたくないし。

それに、飲み方もかち割だし。常温の酒が嫌いなので、氷を入れる。それどころか、パック自体常に冷蔵庫で冷やしている。今じゃもう、ビールも日本酒も全部氷入り。然も同じグラスの侭、いやタンブラーだけど、名入りの。

仕事中もこれで飲んでいる。頂き物だけど本当に重宝しているよ、有難う。中身が見えないから、何飲んでいるか分からんしな、いや、別にもう客も知っているんだけど。

タイトル通り、水なんでね、そんな高級な物に拘る必要はないから、パックで良いのよ。氷なんて水道水で作っているし。水をペットボトルに入れて冷蔵庫で蓋をしないで保管、これでも結構カルキ臭は抜ける。

そんな氷で冷やしたパックワインを飲んでいるんだから、味なんて全然気にしていない、よって、ワインバー行って良い物を何て気も全くない。寧ろ逆だな、外でワインを飲む気はしない、他の物を飲みたい。

全然ひよっこ、俺は酒なんて何も分かっていない、酒臭い酒、基本的に苦手だし、ストレートは飲めないし。酒の感じがしないビール、ワイン、これ位が俺の限界。

アル中なんて夢のまた夢、コンビニでワンカップ買って一気飲みとか、ホワイトリカー、つまり甲類焼酎をストレートなんて、無理。

だから俺、こんなに健康なんだな、自分の限界内でしか飲んでない、記憶は飛ぶけどね。寧ろ記憶が飛ぶ事がブレーカーの役割を果たしていると言える、無理が出来ない体質。ストゼロは危険だってちゃんと認識出来る。

かち割ワインをちびちび位しか出来ない餓鬼だね。あ、そうだ、多分糖質と絡んで来るんだろうけど、ビールと違って利尿作用が全然なくて、ワインは結構飲んでもトイレが遠い、これも仕事中は有難い。

欧州ではランチでワイン、常識だしね、伝統には何らかの理由がある物。ならば俺もそれに倣い、ワインは水と分類する事にする。

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