文芸と文才

文字を操る能力はそれなりにある筈と、自分では思っている。それなりに分かり易くて面白い文は書けているのではないか、多分、大丈夫、それ位の自信はある。

只、文芸となるとなあ、難しい所だ、小説なんざ書ける気がせん。何か虚しさを感じる、空想の世界って。そこに傾注するのが嫌。

こんなにも現実が溢れていて、世界が対処出来ていない。SNSですら上手く扱えていない人類、最早空想と現実の世界の境界すら溶け落ちる。どこ迄が本当なのか、どこ迄が嘘なのか、もう何も見えない世界。

ヘブンネット、前は結構見ていたけどね、どこかでやめた、余りにも虚構の世界。昔は、写メ、今の様なこんな最先端技術はなかったから、フォトショップが使われていない、結構ありの侭が見れた。

出て来るのもその侭で、外さないから、役に立った。それが、ソフトの格段の進化で、最早何も見えない、見るだけ時間の無駄、真実はそこにないのだから。

ネットの存在価値は、フェイクにより格段に落ちた。幾ら検索しようが、あれもこれもフェイク、その中から真実を見出さねばならない、この手間は如何程か。

こんな世界で更にフェイクの世界、つまり文芸、特に小説だが、そこに意味はあるのだろうか、もう全ての人生がフェイクで世界に発信されているのに。

全てが偽物、ならもう逆に、本物とか考えない方が良いのかも知れんな、この世はシミュレーション、そんな理論があったと思うけど、それもそれで生き方の指南としては正しいのだろう。

コメント

  1. 松島 より:

    素敵な文才です

    • 毒鼬 より:

      日記付けたら?リーマンのスロ副業はこの島に沢山いるだろうから需要あるよ

  2. スロッカス より:

    最近のネットに対する違和感に納得した気がします。

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