体感機・その6

旧コラム

デブと二人で打ち始める。体感機は一台しかないが、島の電源は普通一斉にオンなので、一台でリズムを把握してしまえば後は島内のどの台でもできる。正確に言うと各台で多少のずれがあるのだが、この話は後で。

モンスターハウスの攻略は確変の永久連荘だから、確変を引かないことには始まらない。なので、二人で打って片方が引いたら片方はやめ。引いた方が連荘させれば良い。

俺がさくっと当たった。通常時はヘソに入るたびにボタンを押すだけなので難しいことは何もない。器具は服の下に簡単に隠せる。夏場に長袖だと少し怪しいが、この時はすでに秋だったので問題ない。

後はこの面倒な止め打ちだな。でも、初めてやるので面白そうだ。止め打ち自体はすでに確変中や時短中、様々な機種でやっていたので特に問題はない。ただ、それらに比べると周期がかなり短いので、ちまちました作業を要求される。

デブはやめて見張り。で、打つが、なかなか当たらん。確変中とはいえ、ちまちまとしか打ち出さないからヘソにそんなに入らない。糞店なので糞釘だし。上の回転数ではそんなに嵌まってもいないが、時間がかかるのでいらいらする。

デブが来る。「やばいぜ、結構じろじろ見てる。それに、止め打ち禁止とか頻繁に放送しだした。かなり警戒されているな。このボッタクじゃ厳しいんじゃないか。店を変えるか。」

(続)

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