対話

俺は個人事業なんでこう言う陥穽には落ちないから大丈夫だけどね、他を見るに、実に下らねえ事やっているなあ、無駄無駄、って思いはかなりある、体系化とか、要らん。

大したレベルでもないのに、参考書みたいな事やってる、それなら参考書読むんだよ、そう言う一般化された遠回りな事を授業でやると言う事が如何に無駄か。

相手ありきなんだな、こんな事すら分かっていない奴らが如何に多い事か。基本、人に伝える為の作業。自習で何とかなるなら皆そうやってんだって、じゃあこっちに来る意義は？

自分で一人で行う勉強は、パッチ。傷口にバンドエイドを重ね張りして行く作業。一斉授業は人間ドックみたいなもん、元気な所も見られる、無駄。

自分が出来ない事、患部を見付けて、そこに包帯を巻いて行く、これが一番速いし、良い治療。綺麗な授業なんて要らないんだよね、寧ろ、臨機応変、これが一番求められる。

今でも沢山勉強する事はある、それなりの長さを生きて来たとは言え、世の知識は無限大、utility poleで電柱なんだね、今日教わった生徒から。こう言う対話が生きる、記憶に残るしね。

全ては対話で始まる、人間互いを理解する為には言葉しかない。如何にこの時間を積み上げるか、それが人間関係の重さに代わる。兎に角時間を重ねる、これが人間の全てだろう。