幻想的な青

旧コラム

青の洞窟、の続き。

こんなことをやっている目黒の人間には憐憫の情すら湧く。ああ、東京のバカヤローが。「とんぼ」の歌詞がふと頭に思い浮かんだ。長渕嫌いだけどね。あんな「花の都大東京」、何が魅力かね?俺は二度と住みたくないわ。

話が逸れたが、真栄田岬。海岸線沿いに行けばそんなに深くもないし安心。ただし、岩場は触らないように。岩のきざぎざが想像以上にきつく、マリングローブが必要なほど。

素手で何度か手をついて、結構切った。そんなに深い傷ではないんだけど、海水で皮膚がふやけているのもあってか、こんな簡単に切れてしまうんだな。人間、弱いもんだ。

洞窟の入口は非常に混んでいる。こんな狭い場所にこれだけの人間が来るのだから致し方ないが、海面、海中、両方注意を払ってくれ。シュノーケルだけではなく、ダイビングの客もいるので。

中ほどから入り口を見ると、観光名所だけあって、確かに美しい。幻想的な青色をしている。できたらライトを持って行った方が良い。これで内部から照らすとなお美しいので。俺はツアー客が照らしているのを便乗して見た。

洞窟は奥行きも大してなく、想像よりも遥かに小さいな。海面ではダイビング客の海底からの泡が何か気味が悪い。全体的に非常に暗いしね。閉所恐怖症、暗所恐怖症の人は注意。

(続)

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