原発廃炉記念館

後は南下、今日は東京上野が目標。まず浪江請戸小学校跡地。ここもまた缶ビール持って入ろうとして駄目だし、ごみ捨ててもくれず。

前日に同様のを見ているので、ふーん、位の感じ、こちらも死者はなし、良かったね。後から団体客が来たのでさっさと撤収、こんな辺鄙な所に来るもんだ。

福一近く、原発廃炉記念館へ、これもビール持ってたんだけど、ここは良かったんだっけ?本来は予約して行かなきゃならんのだけど、結構臨機応変に、案内も手短に、って言えばやってくれた。

本当に大変そうだったなあ、ガイド、もう徹頭徹尾平謝り。まず、「建物が暢気な陽気な感じに見えるかも知れませんが、元々あった資料館を現在変えた物なので、申し訳ありませんがご了承ください」

入館からこれ。こんな事一々言わせるぐらいなら、立て替えたら良いのに。別にこっちはどうも思っていないんだけど、多分ケチを散々つけられて来た事は想像に難くない。

俺もちょっと余計な事言ったな、小高で避難させられたとか。いや、全然恨んではないんだよ、ウランだけに、変換したら出て来たので、で、良かったことも多いし、うちの爺さんが誘致したんだしな。

ちゃんとそこ、仲間だって、伝えれば良かった、言わなかったから、益々恐縮至極見たいになっちゃったし。ここ、東電の左遷先なんだろうなあ、きつすぎるだろ、針の筵。毎日毎日、ここを見に来る、多分俺らとは違ってまじ切れ客、きっついわ。

映像は面白かったよ、かなり凝っている、壁面床面を駆使。ただ、最後の「これから頑張ります」はやべえと思ったね、現在まだ何も解決できていないって事だ。まじで、ゼロ。これからやります頑張ります!、だから。

無理だな、復興は。まあ、正直に、まだ何も予定が立っていません、って言う様になっただけましなんだろうけど、隠蔽よりは。でも、この映像の口ぶり、本当に何も出来てなさそうだった、やらかした新入社員の台詞だった。

放射線量も、現在これ位に抑えられていますとか言っていたんだけど、具体的な数字は忘れたが、でも国道走っていた時の表示計は1桁違っていたと思うのだが?無論、上に。ほんと、無能、何なら出来るんだよ。

余り虐めるのも可哀想だしね、彼には責任がないから。でも、東電責任者のインタビュー映像、自分で選択できるんだけど、当時の社長や会長のはないの?ってガイドに聞いたら、又平謝り、申し訳ございません、大変だね、これ。

いや、ここはちゃんと出さなきゃだめだと思うんだよねえ、頭らしく最後はけじめ付けろよ、と言うか、腹切りが当たり前では?ガイドを虐めたくはないけどね、ここは怒号飛ぶだろうなあ、俺はにやにやしてたけど。

ここ、多分、俺が餓鬼の頃に来た、原発記念館。出来た時に、その未来を誇らしげに展示していた所、俺はここで手帳を貰ったから。多分、うっすらとだが、階の構造とかで思い出した、そして、入館時にそんな事言っていたし。

以前にも書いた事はあるんだけどね、この原発は絶対に壊れない、どんな地震が津波が来ようと、そう書いてあった事は覚えている。分厚いコンクリートでガンマ線も通らない。

この原発を使った将来図が描いてあった、手塚治虫の漫画の様な近未来都市、月面都市、スペースコロニー、火星旅行、これが21世紀の世界だと。それはいつ来るのか、まだ21世紀前半だからな、これからに期待しようか、期待して良い?

でも、廃炉の道筋すら。もう何の希望もないな、少なくとも俺が生きている内には。どっちかと言うと、ディストピアを売りにした方が良いな、寧ろ真逆になっちゃいました、位で。それはそれで哀愁漂う、味がある。

ま、非難はそんなにないよ、頭がそそくさと逃げおおせている以外は、死んだのかな?奴ら。でも天寿は許せんな、人誅すべき。

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