軽く・3

転がり落ちて行けば色々な跳ね方をする。地面の凹凸で、大きく跳ねる事もあれば、普段は寧ろ大人しく地面に沿って転がって。感情ってこう言うもんだしな、派手に上下する。

「摩擦はないものとする」、俺が物理が大嫌いな原因は、多分この一言に集約されている。この言葉を聞いた瞬間、あ、これ、役に立たねえな、ってなる。

「人には感情はないものとする」「人は常に理性的に行動するものとする」、こう言っているのと同じ。有り得ない条件から始めた先に何があるんだろう。虚無の学問。虚しい。空虚の極み。日常世界と遠過ぎる。

摩擦とか、人間普段生きている中で、常に感じている物。これを無視しようって出発点が大嫌い、と言うか、確実に間違っている。

世の中を率直に客観的に見ようと言う、そう言う希望を託された学問である筈の物理がこれをやるから、絶望する。あ~、そうなんだ、そもそも客観的とか、無理なんだなあ。物理の世界ですら、恣意的な物が入り込んで来るんだ、って。

何を信じたら良いのか、全く分からん。数学とか物理とか、客観の極みだろう、その先にこそ本当の真実がある筈だ、そう信用している所でいきなりこう言う条件を吹っ掛けられるから、全部ぶち壊される感がある。

これもこれで無駄な学問であるとは思っていないし、多分この御陰で俺もこうしてネット上に自分の駄文を垂れ流す事が出来ているのだし、感謝はしている。


久しくこんな色は見ていない。

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