急かされる・2

管巻き

試験が終わったら切れてしまうのではなく、そこから先もずっと続く関係を、実際そうなりそうだし。夏休みに又集合しに来るそうだ。これを根付かせて行く、連綿と。こんなチャンスがあるのに、何も出来ないって、流石にまずい。

そして、俺が彼らの年であった時の楽しさを、彼らにも又、あの熱さを提供出来る場を。こんな考えをしたら又新たな世界が開けそうだ、毎日泥酔している場合じゃねえな。

これが実現した暁には又毎日泥酔する事になるのだけれども、その時には恐らく今の連中にそう言う役割はバトンタッチされて、そして彼らが又次へと続けて行くだろう。

彼らはこの島に根付く連中だしな、そう考えれば、俺が思う様に身近な世界を動かしたいと思うならば、少なくとも身の回りだけでも、ここにこそ伝えるべき、彼らに対する俺の目標はまだ終わっていない。

こんな状況だしな、楽しいモラトリアム生活は送れていない様だし、そう言う、まあ、悪しき面だけども、そう言うのを沢山伝えたい。人生の楽しみ方を、こんな底辺もあるんだよ、って見せないと。

こう考えると義務感が出て来たな、こいつら最終的に皆上の方に行くんだから、底辺を見せないとバランス的に悪いし、世界が見えなくなる。俺がここらで教育を、松山→辻のループコンボとか教えてやらないと行けない気がして来た。

渡嘉敷の部屋からの眺め。

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