【三跪九叩頭・4】土下座の島

管巻き

先にチョンの方から。清がまだ中国全土を征服出来ておらず、満州近辺のみの勢力だった頃、明への出兵を求められたチョンはこれを拒否、そして45日で征服された。国王は命乞いをし、この三跪九叩頭を行い、助けられた。

以後、清からの勅使に対し、チョン国王はこの三跪九叩頭を毎回行う事に。日清戦争により日本が清からチョンを解放するまで、ね。

チョンではこれ、どう教科書に記述しているんだろうね。やっぱり無視かな。流石に、国王が命乞いして三跪九叩頭とか、やばいだろ、いくら何でも載せられない。ここはもう、捏造も致し方なし。黒歴史。

さて、最後に残りの一つ、南海の土人の島について。チョンはまだぎりぎり、理解出来なくはないんだよ、戦争に負けて征服されたからね。命乞いはどうかと思うが、服属した以上、屈辱だが、三跪九叩頭もやむなし。

翻ってこの島、清に征服なんて、されていない。それが何で三跪九叩頭をやっていたのか。貿易だな。服属、つまり、冊封されると利益は多い。交易は清からの恩恵、って形になるんで、黒字になる。

金の為に、清の皇帝の靴を舐めるが如き行為。それでいて、島津に征服されて日本領にもなったので、清からの使者に三跪九叩頭をやる一方、琉球国王の代替わり毎に江戸の徳川将軍に感謝する為の謝恩使を、徳川将軍の代替わり毎にそれを祝う為の慶賀使を送る。年がら年中、徹頭徹尾、頭を下げる。土下座が日常の島。

奴隷じゃん?これ。それ以外の表現方法があるだろうか、思い浮かばない。これで琉球王国、どこが国だ、国と名乗るな。「南の愉快な土人達」ぐらいで丁度良い。

(続)


川はすぐそこが河口。

手付かずの自然の海。

風が強かった。

夜はバーベキュー。

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