【慶良間紀行・4】阿嘉島の夜

離島

その後、これで終わるのも勿体ないんで、この島に1軒だけあるバー、「ヨナミネハウス」へ。連れも一応来た。酒は飲んでいなかったが。

ここのマスターは、今は亡き那覇の「ステアー」で修行をした方。オンシーズンだけここで営業している様だ。離島のバーと侮るなかれ、本格的。民家の座敷に座りながら味わうカクテル、なかなか味がある。マティーニも良かったよ。好みを言えば適当に作ってくれるのも有り難い。

連れがグロッキーなので、部屋に戻る。俺はぐびぐびとビールを飲んで、屋上に行って夜空を眺めたり。この島は明かりが少ないので、星が良く見える。オリオン座がはっきりと見えたな。と言っても、それぐらいしか俺は星座を知らないのだが。星自体は沢山見えたよ。

そんなこんなで、俺も寝る。

1028日金曜。やや寝不足か。連れの歯軋りと寝言を観察していたからな。二日酔いでよっぽど悪夢でも見ているのか、煩い。ぎりぎりぎりぎり。寝言も、長い。一言二言じゃなく、普通に文になっている。起きてんのか、こいつ?ってぐらい。

朝飯を食って、チェックアウト。今日は午後に座間味島に移動する予定だが、それまで時間はあるので、阿嘉島を回ろう。荷物は宿に置かせて貰えるので、シュノーケル道具だけ持って、原チャリで。

離島のレンタルは高いね。原チャリを半日程度で3500円。この阿嘉島は、大概の客がダイビングが目的なんで、これを借りる人も少ないからだろう。実際、原チャリでの島散歩は、一度回れば十分、って感じ。そんなに大きい島ではないので。

(続)


慶良間鹿を発見。普通に、集落をうろうろしている。

宿の屋上から。美しい空。

集落のビーチから。

展望台から。岩が列状に並ぶ。

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