後片付けは不要・3

こんな話は何回も母ちゃんに言っているけど、全く聞く耳持たず。どうしようもねえな、この低能、と思って諦めた。親に対して何たる言い草か、とはちょっとだけ我ながら思うけど、阿呆は阿呆、馬鹿の壁、って奴だね、どうにも説得出来ない。

そんな小うるさい婆もいなくなって、掃除自体、半年に一度位か。昨日は人が来るから掃除したけど、実は、かなりやばかった。部屋の隅の方には綿埃が溜まっていて、つまめる位。歩くと、足の裏に埃の感触がある。便器も黴で真っ黒になっていた。

先の話、人に掃除しなくて良い、自分でやらないと気が済まないから、なんて言うと、潔癖症みたいだけど、全然逆で、自然のままが一番好き。はっきり言えば、汚くて良い。

生きていれば髪の毛も抜けるし、肌から垢もぼろぼろ落ちる。それこそが生きた証なんじゃないのか、と。自分のこの世の足跡を態々消す事もない。この文だって、生きた証が欲しいから。家族を持って子供を作るのも同じだろう。

流石にね、人が来る時は綺麗にするけど。綿埃も、偶に喉が痛くなる原因はこれじゃないか、いや、間違いないな、これだけど、そう考えると、掃除はしなきゃならんとは思う。

価値観は人それぞれだからな、別に俺の意見を押し付ける気もないけど、後片付けは要らんよ。どうしてもしたくてたまらない、ってんなら止めないけど、そうでもないなら、そのままで良い。それで俺がむかつく事は一切ないから。

(終)


こんなに魚、いるんだな。結構な魚口密度。

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