【IPA・3】冷赤ワイン

泡盛御湯割り、日本酒熱燗、沖縄の真夏に飲むのかよ。酒の温度と気温は重要な問題なんだ。こんな事にも思いが至らず常温の赤ワインしか置いていない店は、その神経を疑うね。料理人としてのセンスがないよ。

焼酎の御湯割りは内地では結構聞くのに、焼酎の一種である泡盛の御湯割りは沖縄ではほとんど聞かないのも、沖縄の気候で御湯割りは受けない、と言う証明。

店内はエアコンが利いているから外の気温は関係ない?そんな風に思っているなら阿呆だね。外から入って来てすぐ、体感温度が同じになるか?飲んだ後に外に出て行く事は考えないのか?

糞暑い外からエアコンががんがんに利いた店内に入って来たとしても、最初のビールが温かったらどう感じるんだよ。店内がエアコンが利き過ぎて寒いからと言って、熱燗をぐいっと飲んで会計してから真夏の沖縄の屋外に出て行く奴がいるか?

屋内で飲むのであっても、外気の温度は関係ある。気候と酒の温度は重要な問題だ。なので、提言したい。沖縄のフレンチ、イタリアンなどの欧州料理屋は、ヨーロッパの伝統になぞ囚われず、沖縄の気候に合わせて、冷えた赤ワインを置こう。東京の店であっても、季節を考えて、少なくとも真夏は赤ワインを冷やしてみよう。

確かに、冷えた赤ワインは蒸発が遅いので、その分香りは立たなくなる。でも、そんな事を言い始めたら、酒全て、そうだ。どの酒も、その香りを満喫する為には、冷やすのは邪道、となる。それに、冷えた赤ワインにはそれ独特の味ってのもある訳でよ。俺はそれが好きだしね。

日本酒だって、昔は「冷や酒」と言えば常温を意味していた。今では冷えた「冷酒」を出すのも普通だが。日本酒にこだわりがある店は、「冷や酒」と「冷酒」、この様にきっちり使い分けている。

でも、皆結構知らないから、「冷や」で常温が出て来ると、間違われたと思うらしいね。クレームを避ける為、店は「冷や」と言われたら、常温が冷蔵か聞くのが普通。常温を選ぶ奴はほとんどいないけど。

日本酒を冷やして提供するようになったのは冷蔵庫が普及してからの話で、日本酒の歴史を考えれば最近の事。でも、日本酒を冷やす飲み方は現在否定されていない。

昔の人間だって、冷蔵庫がなかったから仕方なく常温で飲んでいただけで、現在の冷酒を飲めるなら、多分皆それを選ぶと思うね。現に常温の日本酒、流行っていないし。冷酒が飲めるのは科学の進歩の御蔭である訳で、現代人の特権と言っても良い。この贅沢、是非味わうべきだろう。

ならば、赤ワインにだって同じことが言えると思うのだよ。冷やして飲む、日本の気候に合った日本流のワインの飲み方があっても良い。日本人は日本流に改良するのが得意だろう?ラーメン、餃子、カレー。だから、日本で赤ワインと言えば冷蔵、でも良い筈だ。

(続)


百名ビーチ。新原ビーチからのビーチは、ここが終点。

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