進次郎、見て来た・3

管巻き

さて、演説。俺は政治的にどうのこうのと言うよりも、勉強しに来た。こいつが現在の政治家の中ではぴか一の演説能力を持っている事に疑いはなく、それを学びに。俺も、現在の稼業ではプレゼン能力、要は喋りの能力、これが非常に必要な訳で。

いや~、上手いわ。まず、登壇して、周りの様子を四方しっかり見ながら、それぞれに冗談も交えながら語り掛けて手を振る。「そちらのビルからも、応援有難う御座います。御仕事の方はやらなくて大丈夫ですか?」

演説の内容は、本人が考えているのか、ブレーンがいるのか、それは知らん。でも、しっかり構成されていて、まず、「最近話題になった沖縄の2人、宮里と安室の引退」これを持って来る。

若くして引退したけど、現代の人間の老後は長い、100歳まで伸びるかも知れない、だからこそ、60歳で引退して老後、それで良いのか、と。老人も活躍出来る、いや、60で老人とは失礼、もっと先まで活躍出来る社会を作りましょう、と。

物は言い様ではある。演説でははっきりとは触れなかったけれども、要は、65から年金とか、要らんよね?と。もっとはっきり言えば、もう、社会保障は限界まで切り詰めるしかない、予算的に。

簡単に言えば、親父と一緒で、国民よ、痛みに耐えて頑張れ!って事よ。でも、現実的にこれしかないから、仕方ない。65なんて、現代ではまだまだ元気、働けるよ、年金なんか、こんな年齢からやる必要もないわ。

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