天和・6

「便所の扉を開けたまま小便をしたらオープン小便で2翻!」、「…」、下らんので、一々相手をしない。「自摸、メンタンピンドラ1、オープン小便、跳満!」「…、42千」「オープン小便しただろ!跳満だろうが、63千!」。「…。」誰も相手をしない。42千を払う。

家で打っているんで、当然、手積み。オープン小便も飽きたのか、今度は字牌を一生懸命に手元に集めて積んでいる。挙句、他の積み上げを待つまでもなく、一応賽を振る形だけを取って、出目を待つ事もなく回収して、「自5!」と言って牌を取り始める。

「阿呆か、下らねえ事やってんじゃねえ。」と言って、対面の奴の山をぶち壊す。「あ~!」、他の連中も、「はいはい、やり直し。」

黙々と洗牌して積み直す。ちゃんと賽も振らせる。またやり直しは面倒だからな。で、配牌完了、親はデブ。「ん?あれ?ちょっと待て。」

「あん?さっきから下らねえ事ばかりやりやがって、さっさと切れ!」と俺が急かす。「あれ?あれ?上がってんじゃねえか?これ?」「ああ?いいから早く切れ、阿呆!」

「天和!」「え?」、倒しやがった。…。まじだよ。大騒ぎ。麻雀を知っている人間なら、これがどれ程のレアなのかは分かるだろうから、これを食らって負けたんだけど、皆大喜び。実に目出度い。

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真ん中の穴に向かって石を投げる。そう言うゲーム。

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