天和・4

ここは人生の大きな分岐点だった。俺がもしこの様な小賢しい知恵が働く人間でなければ、中央線沿線の遠くの駅から地道に苦労して大学に通う事で、大学に有難みを感じ価値を見出す事が出来た。

「折角満員電車に揺られ1時間近く掛けてこのキャンパスまで態々来たのだから、しっかり授業を受けて元を取ってやろう」、そんな感情が芽生えて、単位をきっちり取っていた事だろう。

簡単に言えば、臥薪嘗胆は大事だよ、って事。ハングリー精神がなければ勉学は捗らない。後学の為に、まあ、こんな所を読んでいる連中の末路はもう見えているが、一応、子供の教育もしなけりゃならないのもいるだろうし、臥薪嘗胆、肝に銘じてくれ。

大学まで、いや、教室まで徒歩5分とか、やばい。目覚ましは10分前セット。でも、後5分、寝かせて?それでぎりぎり間に合うんだから。気付くと1時間後。こんな経験は俺だけではあるまい。

今更行ってもしゃあねえしな、取り敢えずビールでも飲んで落ち着こうか、あるある。もう気分が乗らねえし、2限はいいや、明日から頑張ろうか、あるある。

大学傍の家、これの一番の問題点は、昼休み。マンモス大学だと、幾ら周りに飯屋が多いと言っても、どこの店も大混雑。昼飯難民は沢山出る。で、もし、弁当買って誰かの家でゆっくり食えるなら、有り難いよね?

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岩の形が面白い。

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