美浜にて・その1

旧ブログ

2010-10-26/01:32:32

美浜にて

着いてからをまとめてみるか。着いた日は10月24日の1時半。深夜だ。天候で船が遅れたせいでこうなった。松山で宿をとって飲むかとも思ったが、明け方まで飲むにしてもあまり時間がないから、ここはおとなしく帰ることに。帰るって言ったって、車が家なんだから、帰るも何もねぇんだがな。ま、明日以降パチ屋を見て回らんとならんから、以前の拠点としていた美浜へ。

今日は土曜の深夜なので、例によってクソガキどもがうるさい。ま、そこは以前の滞在で経験済みなので、駐車場の管理棟側に止める。こちらは交番も近いせいか、奴らが来なくて静かだ。で、寝ようと思ったんだが大問題が。とにかくくそ暑い。港で湿った生ぬるい空気を感じたときに嫌な予感はしていたが、これは車中泊でぎりぎり我慢できる限度ぐらいの暑さ。時々エンジンをかけてクーラーを回したりして何とかしのぐ。車は密閉しているようでそうでもなく、車内の温度がある程度下がっても、たいした時間も持たず、外の空気と変わらなくなりやがる。そのくせ湿気はこもるというおまけつき。なかなか寝苦しかったが、気づくとしっかり寝ていた。人間の適応力はよくできていると思うぜ。

で、次の日は8時に起きて、サンセットビーチへ。あまり考えていなかったが、沖縄観光はまだオンシーズンなんだよな。だから遊泳もできる。妙にビーチの駐車場が混んでいるのを見てやっと気づいたわけだが。ただ泳げるのは9時からとかで、カップルの男がはしゃいで泳いでいたら、放送で注意されていた。ガキからも白い目で、恥ずかしい限りだ。

以前の朝と同様に、ビーチで軽い運動をする。今日は日曜なので、柔道着で両手に剣を持った奴らが走りまわっている。こう書くと南アフリカのスラム街に比肩する危険な場所のようだが、おそらくは沖縄の伝統的な武芸のひとつで、そのトレーニングをしているんだろう。見れば誰でもそう思うんだけどな。以前の滞在で何度も見たしね。

さて、まずは以前のねぐらから見学。2店舗のうち片方はつぶれたから、残りを。ま、片方がつぶれているぐらいだから、もう片方の状況もわかりそうなもんだわな。メールなんかでは結構あおっていたから、一縷の望みをかけて、って感じだが、日曜の開店時間ジャストで駐車場はガラガラ。時間間違えたか?って、んなわけはねぇ。店内の客は10人前後かな。さて、次、次。

普天間のほうはぼちぼち。朝一に札があったようで、それにばっかり客がいるが、トータルしても結構バケがついている感じ。まあまあかな。できたら夜にもう一度見るか。って思ってたんだが、予定変更したゆえ見れず仕舞い。簡単に言えば酒に負けただけだ。いまさら言うまでもないが。

せっかく沖縄に来た事だし、全店舗を見て回ろうと思う。現時点で沖縄本島のみで71店舗、たいした数でもない。どっかにパラダイスがあるかもわからんという期待込みで。

ということで、中頭、宜野湾、名護、旧石川市はこの日に全て見た。どこも似たり寄ったり。客は沖スロにはぼちぼち。以前と比べると、1パチ、5スロなんかに客が流れている。もともと端金で長く遊べればいい、って爺さん婆さんが多い土地柄だから、こうなるのは仕方ねぇかもな。おかげでこっちは仕事になりそうな気がしない。

ってことで、仕事には不安がありまくりだが、なぜか気分は高揚している。車を走らせていて思ったが、青い海に空、入道雲に椰子の木なんて光景を見ているだけで楽しくなる。もともとあこがれていた地だから当然なんだが、気分は非常にいい。最終的に暮らしていく土地だから、以前の東京のように、不満たらたらで金のために生活しているよりは遥かにましだ。とは言え仕事はせんといかんので、何とかせんとな。

で、沖縄市あたりに来たときに結構暗くなってきた。途中に寄ったビーチなどでも真夏と変わらん暑さを体感したので、今日も車中泊はつらいな。というのは2次的な理由で、松山、辻が呼んでいる気がしたのが一番の理由。ということで夜の帳も下りてきたことだし、宿をとって出発。

宿は、辻松山ツアーでいつも世話になっていたところ。仲居の婆さんも変わらず元気だったな。辻でとりあえずすっきり。容姿はよくないが、仕事ができるならとりあえずは問題ない。で、松山へ。今日は日曜だから、行こうとしていた海鮮居酒屋はもう終わり。客引きの兄ちゃんに聞いてみるもダメで、以前行った店へ。悪くはないんだが、沖縄人が利用する店だから、あまり沖縄ってのを前面に出していない、普通の店。刺身のつま代わりにプチマリンっていう、海草抽出物に驚き。プラスチックか何かに見える。店員に聞いて初めて知ったんだが、隣の兄ちゃんも気になっていたらしく、話しかけてきた。彼はすぐ帰ってしまったが、手羽先をいただいた。ご馳走さん。

で、松山の、以前美香と出会ったキャバへ。こっちには知り合いも少ないことだし、人間関係を広めておくかなと思って。そりゃ男よりは女だよな。そんなこんなで、この日は宿に帰って寝る。もう辻に出陣する体力はなかった。年取ったかな。ぼちぼち夜も更けてきたので続きは明日書くか。どうせ馴れてきたらネタもなくなるんだし。


注釈

この時は、北谷が気に入っているので、マルシン、ピータイム普天間辺りを偵察。宿は辻の「いこいの宿大田」。辻はオズに行って外した。仕事は一生懸命だったのが救い。松山では桜花で飲んで、クラブSだな。覚えているもんだ。日記があると、思い出すのが簡単で良い。

東平安名崎への道。この時はチャリで来た。

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