ファンダメンタルでやるならば

旧コラム

ファンダメンタルとテクニカル、の続き。

まとめると、ファンダメンタルで株を弄るならば、普段は一切相場に手を出さず、株価と業績を眺めて銘柄を漁るだけの毎日を過ごし、PER、PBRなどの指標から、これは安い、お買い得、と思ったものだけを買う。

自分の資産の余裕資金だけを投資して、一度投資したならばそれはもう捨てた金、と考える。一度買ったならば数年は保有する覚悟で。その銘柄の株価の上下で毎日一喜一憂していてはならん。

業績と株価が釣り合いが取れて来て、お得ではないな、と思ったら売る。この時、勝ち負けを気にしないことが重要だろうな。業績に対して株価が伸びて来て儲かることもあるし、業績が下がって損をすることもある。

そこに感情を持たないこと。ただ単に、業績と株価の釣り合いが取れたかどうかだけ。保有し続けるかどうかの判断の際は、自分が保有していることを頭から切り離して「この値段で今買いたいか」を自分に問うべき。

「買いたい」ならば保有し続ければ良いし、「お得ではない、買いたくない」と判断したならばその銘柄は手放すべき。先ほども言ったように、損得勘定を一切抜きにしてドライに判断することだ。

ナンピンなんて阿呆なことは絶対にしてはならん。最初に決めた額のみでやることだ。リスクヘッジの考え方からも同じ銘柄に追加投資するのは良くない。他に余裕資金があるなら他の銘柄を探せ。

偉そうに、って感じかな。まあ、俺が得た教訓だよ、上記のことは。つまり、今まで書いたことと逆のことをやっていろいろと失敗している、ということだ。あまりファンダメンタルで株は弄っていないのだけれどもね。

(続)

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