20110311・その3

旧コラム

その福島。現在両親が住んでいるのは、南相馬市小高区。父方の実家のすぐそば。揺れ自体も心配ではあるが、現状一番まずいのは津波だろう。

パチ屋のテレビでニュースを見て、車に戻って慌ててパソコンを起動。いろいろ調べたが、近くの相馬市で7メートルの津波とか。かなり近いので、実家も似たようなものだろう。

実家は海岸から3~4キロ。おそらく津波自体は問題ないか。両親の性格から、何も考えず家にいることはないだろう。情報を聞いて逃げるとは思われる。その前の揺れで怪我などで動けないなどということがなければ。

電話は当然つながらない。夜に弟から連絡があり、うまく連絡が取れて、無事高台に避難して事なきを得たようだ、と聞いた。とりあえずは一安心か。

実際の所、家はなんでもなかった。後で一時帰宅をして街並みを見たのだが、水自体は結構近くまで来たようだが、その辺でも、床下浸水をした、というぐらいで、小高の町自体は津波の影響はなかった。

だが、当然のごとく、海岸線沿いの集落は壊滅であった。国道6号の店舗はそれなりのダメージがあったようだし、この古い小高の町では、倒壊している建物も少なからずあった。

我が家は新し目の建物ではあったので、それなりに耐震がしっかりしていたのか、特に問題はなさそうだったが、以前の実家の方は、天井が落ちていたり、あちこちにそれなりの傷跡はあったが。

まあ、こちらはそのうち取り壊そうという話でもあったので、問題はない。とりあえず、多少の家財以外の被害はなかったということなので、安心だ。

(続)


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