【九州紀行・52】関鯖

旅行記

1軒目「みなみ丸・合歓」。この地域特産の関鯵・関鯖が食える。生け簀があって、一匹そのままを捌くので、刺身の盛り合わせの様な事は出来ない。この時は関鯵がなく、関鯖を。14000円なんで結構高いが、旨いわ、これ。

1人じゃちょっと厳しい量だろうな、複数人で来て、関鯵・関鯖の両方を食えたらベスト。生け簀から揚げたばかりの新鮮な物が一番って事だ。尻尾はまだ動いていた。

今回九州各地で鯖を食ったが、なつさんと俺はこの関鯖が一番旨いと感じた。ウメとバシは、前日食った鹿児島の首折れ鯖の方が生臭くなくて良い、と言う事だった。確かに、関鯖の方が臭いは少しあったが、味自体は俺はこちらだと思った。

首折れ鯖が胡麻鯖と言う種類なのに対して、関鯖は真鯖。オーソドックスな鯖だ。「関」ってのは、大分市の東の半島、四国と九州が一番近い所にある港、佐賀関と言う地名から。

ここで水揚げされる関鯖は特に旨いと言われる。実際そうだった。この付近の海流が肥育に良く、かつ一本釣りされるので、活きた状態で水揚げされる。また、こう言う海流のせいか、他の地域に回遊しない為、ここでしか揚がらないブランド鯖になるそうだ。

今回関鯖を食った感じ、これは関鯵も食わねばならないと感じた。別府は面白い街だったので、まだまだ探検し甲斐がある。飽きたらすぐ近くの大分市に行っても良いし。

(続)


鬼の洗濯岩。これは鵜戸神宮近くの。線状に凹凸があって、洗濯板の如く。

鵜戸神宮。安産祈願かな。

関鯖。裏側。

表側。光物は普段余り食わないが、これは別格。

コメント

  1. なつ より:

    そうでしたね。関あじはなかったんですよね。
    残念でしたが、アジは活物が結構手に入りやすいので個人的には関さばで良かったと思ってます。

    次回は関あじと城下かれいですね。

    先日、連れの見舞いに九州行った時、別府にも足を延ばし、鳥天を2ヶ所で食べましたが両方とも濃いベビースターの味でした。
    愚かな国の人の横で食べた物もこの味でしたっけ??

    最近、特に物忘れが酷くて。

    • 毒鼬 より:

      かれいもあるんですか。あの辺は海産物が豊富で旨くて良いですね。

      鳥天は、ベビースターと言う感じではなかった様な。天麩羅と言うよりは唐揚げと言う感じはしましたが。

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