【九州紀行・17】女性は大変

ただ、一般人に対しては、の話。やくざが基本的に堅気とは喧嘩をしないように、この稼業の人間もまた、一般人のオカルト理論にけちを付けたりはしない。同業同士の場合はまた別の話になるが。

この稼業の場合、これで金を稼がないとならんのだから、金になるかどうかが真偽の判断基準になる。つまり、金にならないオカルト理論は偽である、って事。少なくとも俺はパチンコを楽しもうと言う気がないので、こうなる。

一般人の場合は遊戯なんだから、楽しめるかどうかが真偽の判断基準。パチンコで延々と負け続けていたとしても、それが日常生活に支障を来すレベルではなく、楽しかった、と思って打ち続ける事が出来たなら、それは勝ち組ではある。

例え稼いでいた所で、つまらねえ、と思って打っているならば、それは人生を謳歌出来ていない訳で、負け組。楽しく稼ぐってのは難しい物よ。

なんやかんやで、御開き。肉をたらふく戴いた、御馳走様でした。俺らが蜜柑狩りでやった仕事と比較したら、ミチヲ家は大赤字だね、申し訳ない。

母上にエミリは本当に御疲れ様でした。田舎ではこう言う風に女性が使われる事は多いからなあ。俺の祖父母の家もこんな感じではあった。こう言うのは仕来り、因習であって、男尊女卑とはまた別問題だと俺は思うけど、こう言う話は長くなるから、やめて置こう。

今晩は、ミチヲの親族が経営している浜辺の宿に格安で泊まらせて戴ける事になっている。宿のオーナーも先程のバーベキューに来ていて、色々な話を聞かせて戴いたが、かなりアクティブで経験豊富な方。バックパッカーで各地を回った時の話などが面白かった。

(続)


佐賀の車窓から。

まだ青い田と、既に刈り取った後のがある。

トラックの荷台に乗って山道を行く。

延々と続く蜜柑園。刈り取っても刈り取っても終わらない。

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