近道を

世の中には本当に阿呆が多くてね、自分の理想を振りかざす奴が沢山いる。殊、英語教育に於いて非常に目に付く、ってか目障り。

理想語るなら、そう言う位置にいなけりゃ意味がないと思うのだが、底辺がよう喚く、かくあるべし、と。そう思うならばだな、まず、自分をそう言う地位へ持って行こうよ。何で今その地位にいないの？、もっと頑張って。

そうじゃない、底辺にいる人間、無論俺も含め、が出来る事は対処療法。俺にも理想はあるにはあるが、それを実現しようと言う大それた感覚は余りなくて、ま、言う事は言うけどね、でも、ま、任せるわ、それに合わせる、って感じ。

俺がやっている仕事には明白な目標があって、だからそれを超える事は何もしないし、只それのみを目標として最短距離を、それ以外は考えない。その英語が使えるかどうかとか、俺の知った事ではない。

使える英語とか考える奴は抑々こっちに来ねえわ、そりゃ直接そっちと話せば良いんだし。日本人が外国語を教えようって、滑稽。

だから、そんな事は考えない、只只管に向こうのニーズ、目の前の試験に通る事、それだけを粛々と追求する。本当はこうとか、理想はこうとか、邪魔、そんなのは試験を作る側が考えるべき事で、その立場にない俺にとってはどうでも良い事。