その時にこそ、この俺の日々の生活で、毎日、魂にかかっているこの霧を、晴らすことが出来るだろう。俺もね、変わらないと。このテーマの最初の方で、「変わらない人間はいない」と書いた。だから、変わるべき。
ドイツの医者アルベルト・シュヴァイツァーは、30歳まで音楽・神学を学んでいたのだが、30歳からは「世界の為に働く」と言う決意を持ち、そこから改めて医学を学び始め、アフリカで医療活動に長年従事した。
俺はもう40だけど。もう人生の個人的な楽しみは、一通り見えたかな、と。この世の享楽と言うものは様々に楽しんだ。別に、今でも遊びたくない訳じゃないけど、以前ほど、興奮する快楽は、もう無いな。
今後もこの人生を繰り返して生きて行こうという気はしないね。今までの「自分の為」の人生はもう十分楽しんだ。新たな道を、ぼちぼち。飽きが来ないだろうしな、その方が。
この稼業を始めた時、このコラムを書き始めた時、それと同じように、軽い気持ちで、とりあえず新しいことに踏み出してみるか、そんな感じでやって行こうと思う。
書くこと自体は当面やめるつもりはない。無料ブログで人の養分になっているのも腹が立つから、自分で立ち上げたいが、時間は掛かるだろうから、とりあえずはこちらのリンクで。
ここは南国沖縄、肩肘張らずにスローライフ、ただし、魂を忘れず、飲んで寄り道をしながらも。変わらない人間はいない。変わろう。俺も、御前も。世間とは一月遅れの、新たなスタートに。とりあえず、乾杯。
(終)
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