【教材レビュー2】打ちながら本を

旧コラム

だから、トリプル、こっちはハナと違って目押しの頻度が非常に少ないので、これを打つ時は本を読むことにした。電子書籍やスマホの教材も色々試しては見たが、画面の大きさや操作性などでいまいちと感じることも多い。

本の利点はこの現在でもまだまだ健在ってことだ。その上で、読みながら、気になったことはスマホで調べて知識を強化する。こんなに身近に知がごろごろと転がっている世の中、最高だね。

俺が餓鬼の頃にこういう環境だったならば、俺の頭は現在の千倍ぐらい良くなっていると思う。図書館で、分厚い漢和辞典や昆虫図鑑を引っ張り出して調べていたが、これが外に居ようが家に居ようが出来るのだから。

ま、言い訳だね、こんな生活を送っていることへの。俺と同時代に生きた人間は皆同じ環境、それで差がついているのだから、結局は個人の資質と意思の問題ではある。

それは良いとして、スロットを打ちながら読む本ならば、片手で読めるものでないとならんので、小さめの、薄い、要点整理程度の教材が妥当。俺は実学志向が強いので、小説などには一切興味が無い。

「実学」と言えば、大体の場合、医学や工学、法学や経営学などの、実際の生活に即役に立つ学問を指す。だが、「実学」と言う言葉自体が人によって指すものが違い、結構曖昧。

(続)

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