世界中、全ての国が移民を受け入れないのならば、彼らはどこに行けば良い?自国で座して死ね、と言うことか?つまり、移民反対と言うのは、日本人以外の人間なぞ、知ったこっちゃねえ、って態度だ。自己中だね。
最貧国の多くは旧植民地、だから、移民の原因を作った旧宗主国が責任を取れ、これもわからなくはないのだが、こうなると日本は、朝鮮、中国、東南アジア、この辺は積極的に受け入れないとならんよね。
昨年少し話題になったロヒンギャ難民、実はこれに日本も一枚噛んでいる。ロヒンギャとは、ビルマ南西部、バングラデシュとの国境付近に住む民族。太平洋戦争中、ビルマまで日本は進出したから、無関係では無い。
その時に、仏教徒のビルマ人を使って、英領インドで現在のバングラデシュ辺りの、イスラム教徒を中心としたイギリス軍と戦わせた。ロヒンギャはビルマに住むイスラム教徒なので、イギリス側で戦った。
つまり、仏教徒のビルマ人とイスラム教徒のロヒンギャの対立を煽った訳だな、日本、イギリスは。戦後ビルマはそのまま内戦に突入、ビルマ、つまり、現ミャンマーは、仏教徒中心の軍事政権になった。
軍事政権なんで、人権もへったくりもありゃしない訳で、ミャンマーは、自国にイスラム教徒ロヒンギャ族なんてのは存在しない、と言っている。少なくとも80万、多いと130万はいると推測されるのだが。
(続)
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