前の続き。
聖地とかほざいても、背に腹は代えられないんだね。こういう姿勢からして何も「聖」じゃない気がするが、まあいい。見るところは少なく、奇岩と展望台、小さな集落など。泊まることも一応は可能。マリンレジャーもあるようだ。
天照大神の天岩戸伝説や高天原、キャプテンキッドの財宝の話すらあるのだが、まあ、こんな辺鄙な所でそれは無いわ。大体、そんな財宝があれば今頃こんな風に観光客を呼ぼうとしなくても良い訳で、だな。
後は見て来た感想を。集落は、高波を避ける為だろうが、高台にあって坂も急なので、地元の人はゴルフのカートみたいなので港から荷物を運んでいる。車が通れるような道幅はない。
島にはマスコット的な犬がいるね。船の音で集落から迎えに来るようだ。人懐っこい年老いた感じの犬。犬まで高齢化か。他の観光客は島のガイド、料金は2000円ぐらい、を付けてたが、俺は一人で散歩することにする。
その前に飯、「おぷゆう食堂」へ。大神島唯一の食堂で、宿も兼ねている。この島はカーキ蛸と言う、燻製の蛸が名物らしいので、その丼を。まあ、大体想像通りの味。
島を散歩しよう。この島には学校は無い。2011年に小中学校が廃校、現在はその取り壊した跡地があるだけ。相当過疎化で困っているな。だったら昔から観光に力を入れておけば良かったのに。対策が後手後手なんだよ。
(続)
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