釘曲げ

旧コラム

1パチを消せ、の続き。

次の話題。手打ちパチンコの話のついでに、釘の話。手打ちパチンコ、リリースのタイミングが悪かったね。現在騒がれているから知っている人も多いと思うが、「釘曲げ」が今後かなり厳しくなりそう。

手打ち台で釘を弄れなかったら、店は使い様がない。牙狼のようにグラフが勝手に暴れたりしないんだから、どの台も安定して毎日マイナス、となるのは明白。打っても絶対に勝てない、こんな台、誰も打たんわ。

店としても、釘を開けられないなら、出したくても出せない。現在、私服の調査員が抜き打ちで全国のパチ屋を検査しているようで、ヘソ以外の賞球口への入賞回数などをチェックしている。

パチ屋で釘を見ればわかる通り、ヘソ以外の賞球口なんて極限まで閉められている。出玉を削りスルーを削り、その代わりにヘソを開けて回して通常時のストレスを減らした方が、客には印象が良いからな。

だが元来、釘の開け閉め自体が違法。パチもスロも、部品のたった一つでも、取り替えるならば必ず警察に届け出を出さなければならない。自由な変更を許してしまうと、昔のような裏物が横行する危険性がある。

スロットのレバーやボタン、セレクター、蛍光灯やLED、こんな消耗部品ですら、修理するには届け出が必要。古い機種が糞みたいな操作性のままで放置されているのは、これらを勝手に修理することが許されないからだ。

(続)

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