沖縄の漁業も危ない?

旧コラム

前の続き。

沖縄の魚の評判は御存知の通り、内地からの観光客には頗る良くない。俺は結構好きなんだけど、例えば刺身の盛り合わせが県産オンリーなら、あっさりばっかりでつまらない。

沖縄で本マグロも水揚げされるけど、シーズンが限られているし。そう言えば5月6月ぐらいだな。今の時期に泊いゆまちに行くのが良いと思うよ。他の時期の県産マグロはトンボマグロっていう味の薄い奴だからうまくない。

はま寿司などで内地のマグロ、サーモンなどに慣れて育った子供の味覚は当然内地と同じになる。となれば、観光客と同じで、県産の魚をまずいと感じるようになるのではないか。

売れなくなれば沖縄の漁業も当然危うい。加工食品の道しかないな。今でもよくわからない白身魚を「さかな天麩羅」として売っているけれども、先ほど天麩羅の話をした通り、沖縄の伝統的天麩羅自体がやばいわけで。

そもそも沖縄料理って何なんだろうな。沖縄の文化には中国の影響が強いと言うが、沖縄料理に中国の面影があまり感じられない。油を使った炒めものばっかり、っていう共通点ぐらいしか思いつかない。

代表的な中華料理を挙げれば、炒飯、水餃子、雲呑、麻婆豆腐、鱶鰭スープ、八宝菜、酢豚、蟹玉、小龍包。これらと似ている沖縄料理って何かあるか?全く似ても似つかない料理が沖縄料理。本当に中国の影響あるのか、この島?

(続)

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