機能美

旧コラム

前の続き。

メインの展示は、航空機や兵装。当たり前だが、一般人ならばこんな間近で見る機会はない。那覇に住んでいれば爆音で飛ぶ姿はいくらでも見られるが、ここではコックピットに乗ったりできる。

乗ってみたかったが、大行列。開門に合わせて来ないとなかなか厳しいかもね。ヘリや輸送トラックは並ばずとも内部を見られる。俺はヘリ、CH47チヌークの内部だけ見た。操縦席は撮影禁止だったけどね。

展示されている機体は、F15、F2、F4、T4、P3C、CH47、UH60、U125、ペトリオット。C130も近くにはある。俺はこういうの、好きなんで、興味津々。

兵器というのは、目的のためだけに作られている。つまり、機能美。車なんかは、見た目なんかを意識した、贅肉のデザイン。ついていたら格好いい、ってだけのエアロパーツなんざ、俺には糞としか思えん。醜い。

戦闘機にそんなパーツ、当たり前だけど、ないからね。誰かに見てもらうためではなく、戦うのに必要だからついているもの。研ぎ澄まされた、切る為だけに磨かれた日本刀のような美だ。

アスリートの筋肉に似ているね。必要だから、つける。ボディビルのような、見せるため、ではない。服装も同じ。飾るためのもの。俺はこんなのに魅力は感じない。車も、F1の類だけだな、本当に美しいのは。

兵器の魅力、理解してもらえたw?元々、中学生の時に大戦略ってゲームで嵌って、それ以来、ミリタリー系の雑誌まで買っていたので、俺はかなり好き。防衛大も一応受かったんだぜw。いろいろ考慮して行かなかったんだけど。

(続)

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