まあ、蛸焼き、そんなに食うもんでもないから、そこまでの関心は無いが。俺にとっては非常に危険な食い物だからな、こいつ。中がとろとろしているもんだから、激熱。
猫舌の人間にとって、丸ごと一口で食うなんてことは不可能。数十分放置しないと無理だ。だから、俺には出来立ての蛸焼きとか、全然嬉しくもなんともない。
こんなに火傷の危険がある食い物もなかなかない。外が冷えて来たからと言って油断すると、中でやられる。だから、俺は大体、割ってしばらく放置していることが多いね。
ああ、俺が蛸焼きに蛸が不要と感じるのは、このせいもあるな。2つに割れば、どちらか片方には蛸が入っていない。蛸無しの蛸焼きを当たり前のように食っているから、蛸は要らない、と思う訳だな。
タイトルから逸れて来た。この、半夏生に蛸を食う、その由来は、田植えを終えた時期に、稲が蛸の様に地にがっちりと根を下ろす、と言う豊作祈願のようだ。ただ、先に述べたように、蛸は近畿地方だけの話で、日本各地、この日に食うものはばらばらだったんだけど。
現在のこの蛸のごり押し、調べた感じ、特に、蛸焼きの出汁付けの明石焼き、で有名な明石市が、仕掛け人臭い。明石焼き、蛸を使うのは同じだが、基本的には卵焼きであって、蛸焼きとはだいぶ違うんだな、初めて知った。で、明石市が、「7月頭は半夏生!半夏生と言えば蛸だろうよ!」みたいな町興しを始めたようだ。
どうせ裏には、電通、博報堂がいるけど。小火(ぼや)にもなっていないものにガソリンを撒いて放火して、ブームですよ~、乗り遅れないでね~、と煽るのがこいつらの唯一の特技。まあ、騙される方も阿呆なんだが。こう言う同調圧力に弱い奴が多いからな、困ったもんだ。
(続)
新原ビーチ。ここはグラスボートが有名。
コメント
ついに引越しですか!
画像も大きく見れて快適です
イケメンがチラホラ写っていますがww
画像がでかい分、細かいところまではっきり写ってしまうからな。
辻辺りの写真に入り込んでしまわんよう、気をつけてくれ。