だが、最近俄かにごり押しされ始めているのが、蛸。近畿の一部で、半夏生の時に蛸を食う、と言う習慣は昔から一応あったようだが、さすがは商売人の関西人、これで蛸を売りつけてやろう、と言う魂胆だね。
スーパーは、売れりゃあ何でも良いので、それに乗っかった、ってところ。近くのスーパーは、りうぼうもかねひでも、どちらも「半夏生セール!蛸を食おう!」ってやってた。蛸わさとか、普段見ないものが置いてあったので、つまみに買って来てしまったけど。流行りに乗っかった訳じゃないぜ。言い訳か。
この半夏生の風習は、関西には馴染み易いだろう。関西と言えば、蛸焼き、だから。当然、ブームにしようとして来る。沖縄には蛸焼き屋は非常に少ないが、一応「銀だこ」はある。この半夏生の日は安売りしてたのかな。銀だこはまあまあ好きなので、安ければ買っても良い。
銀だこは、関西人としては許せないとか聞いたが。あれは「蛸揚げ」であって、蛸焼きではないそうだ。作り方は、焼いた後に、外をパリッとした触感にするために油を掛けて揚げている、とのこと。
それに、銀だこは値段も結構高い。大阪の本場の蛸焼き屋を数軒回ったことがあるが、それからすると倍近い値段じゃないだろうか。調べたら、倍は言い過ぎかな、1.5倍ぐらい。でも、16個100円なんて激安店もある。対して、銀だこは8個入り550円らしい。ソースの種類によっては100円ほどアップ。だから、関西人からすると、とんでもないぼったくりに思えるそうだ。
因みに、「築地銀だこ」と名乗っているが、群馬発祥。イメージで「築地」を名乗っているだけ。新鮮な蛸=魚市場みたいな感じだろう。「銀」も銀座をイメージらしい。こう言う地名の使い方って、詐欺だと思うけどね。まあ、千葉にある「東京ディズニーランド」なんてのもあるが。
(続)
百名ビーチ。馬に乗って海を散歩、ってのをやっていた。
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