前の続き。
港脇のビーチから海岸線をずっと歩いて、屋良浜へ。干潮時なので、歩ける。この屋良浜がこの島のメインビーチ。非常に遠浅で、白波の立つリーフの外側は、遥か先。白砂の美しいビーチだ。
泡島は二日酔いのようで、野糞して寝る。俺はシュノーケル。地形に起伏はないし、珊瑚もカラフルではないが、魚はいろいろといる。他の場所で見たのとは種類が違う気がするね。
でっかい魚がいたので、それを観察。珊瑚を口にくわえて運んで、砂地を掘っている。何か下に食い物がいるのかね?そのおこぼれに与るためか、周りに小さい魚がたくさんいる。
書く時に調べて知ったんだが、このでかい魚、ゴマモンガラって奴だと思われる。貝、蟹、海胆を食っている様だ。そんなものを食えるぐらいだから、歯が非常に強い。
そして、こいつは、モンガラカワハギ科。以前このコラムでも書いたことがある、ムラサメモンガラと同じ。つまり、縄張り意識が強く、人にも攻撃をしてくるようだ。繁殖期の夏場が特に危険。
沖永良部島でムラサメモンガラに追っ掛け回されてびびった俺としては、恐ろしい魚だ。このゴマモンガラはムラサメモンガラよりもだいぶでかいので、こんなのに追われたらやばいよw。
この時は何もなかったけど、こんな魚を観察して回るとか、危ないことやってたんだな、俺。沖縄には大概いるようなんで、この面、よく覚えておこう。見たら逃げるしかない。
ようやく泡島も起きた。先へ行くか。干潮時で潮も引いているので、海岸線の浅瀬を歩きながら、立原浜へ。こんな海岸線、人が普段来るところじゃないんで、自然が残っている。結構大きい蟹がたくさん。
(続)
コメント