渡難

旧コラム

前の続き。

与那国島への交通手段は、空路で、那覇与那国間が1日1便、片道90分、石垣与那国間が1日3便、片道30分。海路は、フェリーで石垣与那国間が週2便、片道4時間。

与那国島は、方言で「どなん」とも呼ばれる。漢字で「渡難」、渡るのが難しい、という意味だ。海が荒れていることが多いのだと。よって、船は結構揺れるらしい。「ゲロ船」などと呼ばれているとか。

2014年7月18日から、一回り大きくなった新造船が就航したようで、揺れは多少は軽減されたと思われる。船旅を楽しみたいなら、こちらが良いだろう。酔う人は空路が無難か。

島の人口は1520人。祖納、久部良、比川の3つの集落がある。メインが祖納、 久部良は港、比川は小さい。産業は、漁業、農業、畜産、観光。カジキマグロ、サトウキビ、牛、馬、車エビの養殖が中心。

泡盛作りも盛んかな。酒造所が3つあり、それぞれ「どなん」「与那国」「舞富名」の銘柄がある。与那国の泡盛と言えば、花酒。度数60度の泡盛原酒だ。これは与那国島でのみ、製造が許可されているのだとか。

60度だからな、そりゃもう強烈。学生時代からよくお世話になった酒でもあるw。東京でも置いてある店はちらほらあったので。今回はそんなに飲まなかった。酔い潰れていては翌日以降に差し支えるので。

銘柄も3つあるし、それぞれの花酒、飲み比べをしてみるのも良いだろうね。あ、実際の与那国島では、こればかり飲んでいるわけではさすがになく、25~30度程度が一般的。普通に水割りで飲む。

(続)

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