伊延港到着

旧コラム

那覇を出港、の続き。

花火大会とか、そんなもん、前もってわかってんじゃねぇかよ、何で今頃突然そんな話になりやがる。先に言ってくれよ。大体、伊延港ってどこなんだよ。全く頭になかったから、知らんぞ。

ってことで、船員の姉ちゃんに上記の愚痴を垂れながら、地図を貰う。あー、和泊までそう遠くもなさそうか。一応、宿泊予定の和泊の宿に電話して聞いてみたが、2.5キロほどで、チャリならすぐ、ちょっと丘を越えるぐらい、ってことだ。

沖永良部で降りる他の乗客も、皆電話をして、迎えの手配を変更している。盆だし夏休みだし、子連れが多いね。しかも、3人以上いるのが普通。

島は子沢山が多い。過疎化が進んでいるし、基本方策は、生めよ増やせよ。船内はその分賑やかだった。甲板などでも走り回っていたよw。親は目を光らせるので手一杯で、休む暇もなし、って感じか。

伊延港到着。かなりこじんまりとした港だな。乗った時と同じように、下のデッキでチャリに乗り込み、車と同様に港に出る。さあ、丘越えか。荷物を背負ってどれくらい走れるか。

天気もいいね。何よりまずホテルにチェックインして荷物を置きたいので、真っ直ぐに和泊へ向かう。港からは道路標識が出ているので、特に迷うこともないな。俺は泡島と違って地図がしっかり読めるのでw。

いきなりの上り坂w。だらだらと長い。チャリを降りることもなく何とか上り切る。荷物を背負っていても何とかなるもんだな。道の左右はほぼ砂糖黍畑。のんびりした空気が流れる、穏やかな光景。

(続)

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