前の続き。
内地のウニは、昆布とかを食っているんで濃くて旨味がある。沖縄のウニが食っている海草はモズクとかアオサとかの、味の薄いものだから、島ウニも薄味、ってところかな。
因みに、沖縄の浅瀬にはたくさんウニがいる。ナガウニってやつかな。岩場の隙間に潜り込んでいる。でも、これは味が悪くて食えない種類とか。小ぶりでもあるし、身も少ないだろう。
ナガウニの動画が面白かった。結構わさわさ動くんだねw。海ぶどうを運んでいるのが可愛いw。水槽で飼って観察していたら面白いかもしれない。
他にも、「ガンガゼ」っていう奴もいるようだ。棘がかなり長くていかつい感じの。棘に毒があるウニだとか。でも、これも食おうと思えば食えるらしいよ。こちらを見てくれ。
ウニは養殖が難しいらしい。それに、捌くのに手間がかかるし、そのままでは保存が利かないから、塩やアルコールで漬けたり、ミョウバンを加える。だが、これだと味が落ちる。
味を優先するなら、生きた状態で輸送するから、手間もかかるし、嵩も増える。その割りには食うところは少ない。こう考えると、どうやっても値段が高くなるのは仕方ないわな。
となると、観光先で生ウニがあるなら、食った方がお得、ってわけだ。スーパーなんかの、ミョウバン入り、相当まずいよね。大体、ミョウバンって何だ?って思って調べたが、化学薬品なんだな。そりゃ味も落ちるわ。
沖縄に夏来て、入った店で島ウニがあったら是非食った方がいいよ。今後はなかなか口にする機会がなくなるかもしれんからね。
(続)
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