前の続き。
このパンタ、与論の言葉で「丘」という意味らしいが、やはり沖縄の影響だね。沖縄本島北端、辺土岬近くに「茅打ちバンタ」ってのがある。沖縄の言葉で、「バンタ」は「崖」という意味。こちらは「バ」で、濁る。
与論のパンタ、「丘」なんで、「崖」とはちょっと違うが、立地的には高台の断崖にあるんで、似たようなもの。この辺の言葉も研究してみると面白いかもしれない。
この後に行った与論民俗村では、分厚い与論語の教科書、しかも4冊構成、が売っていたが、高いし、さすがにそこまでは。でも、観光協会で「与論語豆辞典」が200円程度で売っていた様なんで、買ってくるべきだったな、失敗。
次、サザンクロスセンター。高台にある、展望台兼資料館。与論は、南十字星が望める日本の北限、ということだ。だからこの名前。入場料は300円。5階の展望台からは与論が一望できる。沖縄本島を含め、周囲の島々も。
その他、色々な展示物があり、与論のことを学ぶにはいいだろう。俺はこういうの、斜め読みでスルーしちまうw。細けぇことがたくさん書いてあるんで、面倒なんだよねw。興味がある方は。
ここ限定で、祭りで使う与論の神のお面が売っている、はずだったんだが、この時は売り切れとか。ま、買うつもりもあまりなかったけど、こういうの、しっかり在庫抱えておけよ。商売の機会を逃しちゃいかんだろ。
この島、観光客を呼ぼうと、前述のミニ独立国、パナウル王国なんてのをやって努力はしているくせに、商売が下手糞。因みに、「パナ」が花で、「ウル」が珊瑚って意味らしい。沖縄では「うるま」が珊瑚なんで、似ているね。
(続)
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