所詮調整するのは人間。これは大事なことなんで、頭に入れておいてくれ。全台完全に同じ釘になぞできるはずもない。
ヘソの開け方はゲージで調整するだけなんで、ヘソの大きさ自体は同じでも、ヘソ釘の上げ下げの度合い、寄りを殺す際のヨロイのずらし方、風車の角度、この辺は目分量なんで、どうしても差ができてしまう。
今挙げたのは一例。専門用語が多少あるけど、これはこれから解説。ということで、ヘソの大きさを見るのは当たり前として、そこから先、何を見ていけばいいかという話を含め、いろいろ書いていこうかな、と。
まずは大事なヘソの話をいろいろと。
ヘソ自体の見方は、以前言った通り、一台ごとしっかり見て行くのではなく、同じ機種が並んでいるならば、それを歩くスピードで、ヘソの部分だけを流れるように見て行く。前の残像を残した方が、他よりも開いている台に気付きやすい。
でも、翌日以降、徐々に微妙に締めていく、って感じだと、このやり方でやっていると、前日と同じ、って勘違いをしやすい。
新台の調整はこんな感じが多いはず。ノーマルちょいプラスぐらいから始めて、ちょっと回りすぎなら、少しづつ締めて様子を見ながら、なんて感じで。こういう場合は、前日との比較をしなければならなくなる。
人間、感覚だけでやる必要もないからねw。頭があるんだから。どうしてもわからないなら測ればいいだけの話。人が多い店なら、こんなことをやって目立ちたくないが、背に腹は変えられぬ、ということでw。
でかい定規なぞ持っていったら阿呆にしか見えないからねw。プラスチックのを、実際に使う2センチ程度に切って財布にでも忍ばせておけばいいんじゃないかな。俺はやったことはないけど。
(続)
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