一昨日の続き。
ともかくも、このまま覚えてないって言い張っていると、後一週間留置所とか。それはやばいな。授業も受け持っていたので、休講にしてしまうことになる。
・・・よし!その場で、「今思い出しました!」。一瞬の間を置いて、検察官は呆れ気味に、「僕が無理矢理言わせたことにしないでよw」と苦笑。「大丈夫です!今思い出しただけです!」
酔って覚えていないが通らないなら、逆に、今突然記憶が甦ったとしても何らの不思議はない。俺の記憶のことを知っているのは俺自身しかいないんだから。
仮に「今思い出したとかあるか!」と突っ込まれても、俺の頭の中、他人が知る由もない。俺が思い出したんだ、と言えばそれまでw。
恥を承知で、いきなり今までの言質をひっくり返すw。だって、授業もやらんとならんし、留置所で不毛な時間を過ごすのはもう懲り懲りだからなw。
この漫才みたいなやりとりでも、書記官と、後ろで俺の縄を持っていた警官は無言だったw。
後は警察から聞いたことを自白風味で検察官に話す。当時の状況は警察での取り調べの時にだいたい聞かされたので、それを自分の台詞にすればいいだけ。
検察官は同じ大学学部卒だったようで、ちょっと世間話までw。「僕らの頃はそんなんで記憶なくさなかったよw」、とかw。
うるせー、そんな武勇伝聞きたくねーw。まあ、こちらもそこは、にこにこと相槌で対応w。心証ってもんがあるからねw。
いや、まじで覚えていないんだけど。未だに冤罪と思っているw。だって、路上でつかまっているし。
現場に後日連れて行かれて知ったんだが、屋上までの階段のものすごい急なこと。こんなん、酔って上がれるか、ってレベル。はしごみたいだったからな。本当に俺なのかねぇw?
(続)
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