失敗談で今頃思い出したが、ルパンの失敗談、これが一番記憶に残っていると言う、ね。餓鬼の頃から本は良く読んでいたので、怪盗ルパン、シャーロックホームズ、この辺りは多分一通りは読んだ。
今じゃ全く覚えてねえが。明智?ってのも読んだ気はする。図書館は良く使っていたなあ、小学生の頃から、で、図鑑を読み漁っている事が多かったが、他も大抵は読んだんじゃないか。
裸足のゲンとかのらくろとか、これも多分一通りは読んだ筈。今となっては全く覚えてないけどね、いや、全くは言い過ぎだな、断片的には覚えてはいる。
やっぱり、記憶に残っている所は、その読んだ当時の俺としては、これは大事、って思ったのだろう。ルパンの失敗談もそう。いつも颯爽と逃げて行くルパンが、苦しんだ所を特集した物。
盗んでやろうと思って覗き見していたのに、それが寧ろ敵の手の内で、態々意図的に見せていた、で、逆に全て奪われた、みたいな。
こう考えると、やっぱり人の失敗と言うのは強烈に印象に残る。所謂ゴシップ誌ってのもそう言う感情に付け込んでいる。だからこそ、受けるには失敗談だな、と。
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