専門学校って行った事がないから、校内の雰囲気とかどんな感じなのかな、と思って、ちょっと酒の席で話を聞いた。ふーん、どうせろくに勉強もしてねえ、サボってばっかり、バイトにコンパ、そんな感じかと思っていたが、結構真面目らしい。
大学生の方が遊んでいる？まあ、そうかもね。ただ、俺のこの専門学校のイメージは、予備校の下層クラスの、それ。
医学部・東大・上位国公立・早慶ぐらいならましなのだが、私大文系のクラスとか、猿の集まり、学級崩壊。特に代ゼミが顕著だった。今じゃもう代ゼミは終わっているけど、当然の結果だわな、予備校じゃなかったぜ、あれ。動物園。
その代ゼミのイメージを専門学校に持っていた。意外に真面目と言う話を聞いた今でも、ふーん、勉強しているんだ、とは素直に受け取ってはいない。だって、ガーデン近くに結構あるけど、あそこの周りに屯している姉ちゃんとか見ると、勉強しているとは思えんし。
一番の理由は、絶対に妥協しているから。うお～、俺は簿記が好きで好きでたまらねえ、簿記の専門学校に行くぜ！、こんな奴がいるとは思えない。どうせならその上の公認会計士を目指せば良いんだし。
歯科助手が子供の頃からの夢でした！、いんの？こんなの？歯科医になった方が良いじゃん？いや、医者の方がもっと良いじゃん？看護師も同じだね。つまり、専門学校は妥協の結果。
本当は他にやりたい事があって、でも出来なくて、結果妥協して選ぶ道に身が入るとは俺は思っていない。パチプ稼業が良く言うって話だが、これはこの自由さが良い訳でね。仕事は詰まらんけど、それなりに楽しくやっていた。どこに住んでも良い、いつ休んでも良い、何の責任もない、これは中々他の職業では得られんし。
だから、専門学校って、妥協の結果。真面目に、って言っても、仕方なく、程度で、自ら率先して出来てはいないのが殆どの気がしてはいる。偏見と言われようが、直す気はない。
（続）
デジカメだから適当に撮るけど、選ぶって面倒。
ま、たまには良い写真もあるかも知れんし。
それに、見る人の感性、ってのもあるから。
ほら、展覧会の金賞とか見ても、素人目には何が凄いとか分からんじゃん？あれと一緒。
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