そうだなあ、教養を高める教育、ってのは非常に難しいかも知れん。俺の理想を書いてみる。
まず、どの教科も高校生までは満遍なくやらせる。英語・国語・数学・物理・化学・生物・地学・日本史・世界史・地理・政経・倫理。音楽・美術・技術・家庭・体育。どの分野であれ、人間としてはこれぐらいは最低限欲しいと言う常識のラインがあるはず。それをやらせる。その代わり、細かい所まで深入りしない。徹底的に、広く浅く。
これを授業時間の半分ぐらいに充てる。残り半分は、選択制。自分が特にやりたいものを数科目、別に1教科でも良いけど、選ばせて、深くやる。
要は、まず最低限の知識をあらゆる分野で得て、その中で自分が特に興味が持てた分野に特化させる。まあ、理想論なんで、現実的には時間の制約もあって厳しいのだろうとは思う。
大学の入試システムも、これで完全に二分化してしまう。つまり、センターのみで完全に合否を決定するのを半分ぐらい、1、2教科に限って記述・論述形式で合否を決定するのを半分ぐらい、と言う様な感じ。
センターのみの方は、全教科、必須にする。その分、問題はもっと簡単にする。文系だろうが、数学・物理・化学・生物・地学を必須に。理系だろうが、日本史・世界史・地理・政経・倫理を必須に。要するに、広く浅くの人間を拾おう、と言う事。
実際問題、大学入学時点で進路が決まっていない奴なんて沢山いるしな。特に私立だと、「早慶に入れるならどの学部でも良いです!」なんてのは腐るほどいる始末。こんな奴らは就職先も「大手ならどこでも良いです!」って感じなので、こいつらに専門性を求める意義はない。東大だって1、2年は教養学部だ。
だから、大学に行くのはその名前だけ、こういう連中には、最低限それなりの教養ぐらいは持って貰おう。その為に、徹底的に広く浅く、を求める試験を課す。なので、センターの科目、全部をやって貰う。
(続)
まんこの穴。これ、俺がふざけている訳じゃねえぜ。実際、ここに来ると子宝に恵まれる、って話がある。
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