猫って、餌が欲しければ媚びる生き物。それが、攻撃される時には、媚びない。虐待する方の神経を考えるならば、恐らく、威嚇は逆効果になる。媚びた方がまだ助かる可能性はある。
でも、その両方の行動が出来る猫が、攻撃される時には威嚇を選ぶと言うのは非常に興味深い。かなり弱っても威嚇していたからな。
これが人間ならばどうなんだろう、と思った。屈せず、泣きを入れる事なく、悪態をつき続けられるだろうか。ISISのを探せば、人間が熱湯を掛けられた場合の動画とかもあるかも知れんな。
諦念と言う概念も猫にはなさそうだ、とも思った。どう足掻いても破れる訳のない鉄の檻の中で、必死にもがく。これは単なる生物学的反応なのだろうか。万が一にでも破って逃げられると言う事を期待しての行動なのだろうか。
俺は肉を食うが、この食肉ですら、どう捌くかとか、知らない事は多過ぎる。それを動画で研究する事は悪趣味だろうか?そんなレベルの興味、こう言う動画には。
魚の捌き方は普通に転がっているのだけれど、魚は良くて動物は駄目、まあ、人間に近い方はどちらかと言えば動物だから、そこで線引きをして、魚はOKとするのは何とか分からなくはないけど、本質的には同じだと俺は思う。
(続)
草千里。
コメント