暫くの店でも未だに覚えられていたのは有難いのだが、最近ちょくちょく、人違いされる。栄町から国際通りの範囲で、結構手広く。つまり、俺と同じ様ななりをした奴がいる、と言う事だ。
こんな、割と奇特的な格好だと思うのだが、そんなのがこの界隈にいるのか。ん~、髪型的には確かにいる様な気はするな、それにこれだと大体髭もワンセット、面倒だからどっちも伸ばしっぱなし、って訳で。
で、この島だからね、当然かりゆし。つまり、最終的に、世間体を気にしなくなって、そうなると行きつく所は仙人みたいな身嗜みになるから、いずれ似て来る、ってか。服だって、短パンかりゆしで良いや、ってなる。
実際、かりゆし着る様になったのって、パチプ稼業やめてから。一応現在接客業ではあるし、それなりの格好はしないと、でも当然スーツなんてありえんので、じゃあ、こっちで認知される楽な正装、と模索すれば、行きつく先はかりゆし。
だから、良く考えて見ると、この島では必然的にドッペルゲンガーが出来て来る。なんくるないさ~で、髪も髭も放置、外に出て行く格好は何時も大概同じ。
俺も今まで意識した事はなかったけど、思い返してみると、確かに似た様な格好の奴は沢山街中にいる様な。ま、乞食とも言う。でも、乞食に挨拶する奴も少ないだろうし、間違われているって事は、まだそこ迄ではないだろう、多分、そうあってくれ。
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