中国のごみ

旧コラム

前の続き。

これだけの数のごみが日本に漂着すると言うことは、現在でも中国はまともにごみを処分せず、海に垂れ流している。日本の島なのに、日本のごみは少なく中国のばかりなので、中国は日本のようなごみ処理をしていない。

これが民度の差、と言いたいところだが、日本も公害で苦しんだ結果今がある訳で、笑えたものではない。中国も同じ轍を踏まなければ直らないだろう。人の振り見て我が振り直せ、これがいかに難しいことであるかわかる。

企業は利潤を最優先で追求するから、公害対策は後回しになる。資本主義の悪しき面だ。中国は共産主義でありながら、経済面では資本主義を導入しつつあるから、それがもろに出てしまっている。

最近のニュースに拠ると、日本近海にはマイクロプラスチックと呼ばれる小さいプラスチックのごみが、世界平均の27倍で存在しているそうだ。これらは、海洋生物に取り込まれて生体に悪い影響を及ぼす可能性がある。

結果、生態系全体に対する悪影響が心配される。このマイクロプラスチックの原因だが、まあ中国だろうな。対策して貰いたいところだが、中国は既に先進国と言えるほどの発展をしているくせに、未だに途上国を装っている。

その為、「現在の環境問題は、今まで開発を無計画に行って来た先進国の責任であって、途上国である中国にはその対策を行う義務は無い」と言うスタンス。だから京都議定書にも参加しなかった。

(続)

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