前の続き。
北側はリーフエッジが近く、深い青の海になっている。この田名岬、実は鹿児島県に属する与論島の北端よりも北に位置している。この岬から与論島、沖永良部島も見えるそうだが、この日は見えなかった。
島の北端なので、東西の海も見渡せる。日光のせいか、西側の海の方が綺麗な色に見えたので、その美しい海の中を探検しに行こう、ということで山を下りて、チャリに乗って爽快な下り坂、西側のビーチ、潮下浜(すーがはま)へ。
ここは駐車場も整備されていて、リーフ内は天然のプールのようになっていて穏やかなので、シュノーケルに適している。ちょうど干潮で、潮溜まりに残された魚がいた。大きいのも多く種類も豊富だった。
もっとリーフエッジ近くまで行った方がたくさんいそうな感じだったが、周りに人は全くおらず、ちょっと不安なのでやめて置いた。先の無蔵水(んぞみじ)と西クマヤ洞窟へ。後者は前述の通り見つからなかった。
前者は傍から見る分には海岸線に良くある大岩だが、頂上には真水の枯れない水溜りがあるらしい。眉唾だね。登らないと見えないし、登るのもきつそうなのでパス。ここは遠浅なので、磯遊びに向いている海岸。
今度はチャリで南下して行く。ヤヘー岩ってのもさっきのと同じ大岩、特に無い。一応両方の岩には纏わる伝説があるが、こういうのは大袈裟にし過ぎる嫌いがある。そんなことより、美しい海岸線を眺めながらのサイクリングを楽しむ。
(続)
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