野甫島

旧コラム

前の続き。

ハンタ毛展望台、小さい田舎らしい小中学校、御産土井戸(うふまーがー)という井戸跡などを見る。塩の博物館は営業していなかった。興味はなかったからいいが、パンフレットにあるキャラがシュールすぎる。下の写真を見てくれ。

赤い塩の結晶が「ピラ美」ちゃんらしい。ピラミッド的四角錐の形態だからだろう。因みに、この形はトレミー晶という。でも、こういうのは擬人的なキャラにするもんじゃねえの、普通。思い付かなかったか面倒だったか。

エヴァの使徒的な感じか、八面体の、形をいろいろ変化させてビーム打つ奴。ピラ美ちゃんは時々斜めになったりして、これがどうも表情の変化らしい。こんなんなら擬人化して名前まで付けずとも良いのに。

先へ。山の上まで登って、公園にしてはぼろい展望台を見て、畑のでかい飛蝗や野生の山羊に出会ったりで、野甫島一周。橋を渡って伊平屋島に戻り、今度は西側の道路を北上して行く。

こちらは崖になっていて、海に出るにはそれを下りなければならない。右手にはすぐ山が迫っている。こちらの海も美しいのだろうと思うが、もう既に西日になりつつある。3分の2ほど島を北上したところで、今日は撤収することに。

島を横断して東側の田名の集落に出る。この島はチャリで走りやすいね。平坦なんで快適。島を横断する際も山を越えるような苦労をしなくて済む。島は面積も多少はあるのだが、これならチャリで全く問題ない。

(続)

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