前の続き。
飯を食いながらどこへ行くか考える。海上を楽しんだら海中を楽しもう、ということで、真栄田岬でシュノーケルをやることにした。山田と山谷は道具を持っていないので、近くのメイクマンで買う。
本格的な奴は結構値段がするし荷物も嵩張るから、100円ショップで売っていた筒にする。だが所詮子供用のおもちゃで、結局ろくに使い物にならなかった。まあ、ゴーグルだけあれば大丈夫だ。
真栄田岬の駐車場は大混雑。中国人、米軍人、日本人といる。日本も国際色豊かになって来たか。インストラクターも必要性から中国語をある程度覚えているようで、レクチャーしていた。
さて、階段を下りてエントリー。実は俺もここでシュノーケルをするのは初めて。岬自体には何度も来ているのだけど、やる機会がなかった。この数週間後にミチヲ達とここでシュノーケルをやろうと話していたのだが、お先に。
ダイビング客、シュノーケル客で海は人が多い。でも、その分だけ安心ではある。誰もいない海で泳ぐのは勇気がいる。
流されても、気付いてくれる人も助けてくれる人もいない訳で。これだけインストラクターが多い所なら大丈夫だろう。
少しだけ不安なのは、皆、本格的な装備をしている。俺はマスクにシュノーケルだけ、フィンも着けていない軽装備。山田と山谷は競泳用のゴーグルだけ。浅い所ならこれでも良いけど、先は結構深いよう。大丈夫かな。
(続)
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