平敷屋港から

旧コラム

紅芋、の続き。

津堅島の漁業はもずくが中心のようだ。他に、近海の烏賊、その塩辛なども。これらも港の売店では見なかったような。結局、津堅島の名産品は何一つ食わずじまい。失敗したな。

さて、勝連の平敷屋港から津堅島行きのフェリーに乗り込む。料金は往復で1220円、フェリーは久高島で乗ったものよりは大きく、150~200人ぐらいは乗れそう。車も4~6台ぐらいは積載可能か。

高速船の方は往復1550円、車は積めず、客席もそんなに多くないと思う。この時は高速船は走っておらず、フェリーのみ。両方合わせて1日5往復している。島には宿もあるが、小さい島なので日帰りでも十分遊べる。

フェリーの船内はテーブル席などもあって、皆で集まってわいわいとできる。今回はミチヲ家、ウメ家、松島家、バシに俺で、11人、結構な人数になったな。

船の操縦席のところにも座敷があるのだが、こちらは船員とその知り合いのみ入れるよう。ちょっと納得いかないが、まあいいか。外の甲板も広く、ここでゆっくり眺められる。さて、出発、当然、ビールで乾杯。

海中道路、米海軍基地ホワイトビーチなどを眺めながら海上を行く。海面の色を見るに、海はそんなに深くないようだ。海上のところどころに岩が見えるぐらいだしね。30分で到着、短い船旅。

(続)

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