奄美の交通手段

旧コラム

奄美の日照時間、の続き。

月別に見ても、奄美の降水量は那覇よりもどの月でもだいぶ多く、中でも特に、1月は那覇の2倍、6月は1.5倍となっている。奄美は山が多いので、台風などの豪雨ですぐに崖崩れが起きてしまい、交通が遮断されることもしばしば。

次に、呼称について。一般的に、「奄美」と言えば、奄美大島、加計呂麻島(かけろま)、与路島(よろ)、請島(うけ)を指す。近くにある喜界島(きかい)を奄美に含めることも。奄美大島の周囲には無人島は多いが、有人島はこれだけ。

正確には、「奄美群島」と言えば、他に徳之島、沖永良部島、与論島も含まれる。天気予報などで「奄美地方」と言った場合には、奄美大島の北にあるトカラ列島も含める。今回の旅では他の島には行かず、奄美大島のみを周った。

奄美大島から他の島へは主にフェリーで行くことになる。奄美大島から空路がある離島は、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島。那覇へも空路があるが、普通運賃なら片道2万7千円、格安航空券でも片道2万近くする。

主要な都市部から奄美への空路は、羽田、成田、伊丹、福岡、鹿児島からがある。奄美空港から中心市街地の名瀬までは車で40~50分ぐらいは見ておいた方が良い。朝晩などは名瀬の市街地が渋滞になることもある。

(続)

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