シャコガイは今年は少ない

旧コラム

前の続き。

一応、ドライバーでぐさぐさぶっ刺しておいたが、生命力が強いのでこれくらいでは死なないかもしれん。現在の駆除法は、海中でこいつに毒の注射をするようだ。毒って言っても、酢だけどね。

シャコガイは今年はあんまり見なかったな。これは食える貝。刺身で良く見るね。手の平サイズのものから、でっかい段ボール箱サイズのものまでいる。大きいものは味が良くないと聞いた。

熱帯の貝で、沖縄が生息の北限に当たる。大きいサイズのものはグラスボートなんかでも見られる。オオシャコガイというらしいが、それは食用というよりも観光資源。

読谷の海岸で見られるものは10cm程度のもの。昨年はたくさんいたのだが、珊瑚や岩の間に埋まっている為になかなか採れず。ドライバーで周りを削るのも大変だし、それでも採るのは難しい。

今年は、もう死んでしまったのかな、珊瑚に、シャコガイが埋まっていたであろう様な跡をたくさん見た。人が採ったような痕跡はなかったので、生育環境なんかが悪かったのかもしれん。

この1週前にビーチパーリーした読谷のビーチではシャコガイ、たくさん見たのだが。しかも、結構大きかった。この貝があちこち移動するとも思えんから、天候や潮などにより繁殖したり減ったりするのだろう。

(続)

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