テクニカルは経験則

旧コラム

経済は読めない、の続き。

または、トヨタのような、この会社が潰れたら日本は終わるから、自分もその時には一緒に消えよう、と覚悟できるような大企業に投資するとか。

それだったら、日経平均先物で買いをいれるようなもんか。でも、先物は危ないからな。ETFの現物買いなら株と同じだから、日本の成長を信じてこれに投資するとか、ね。ただ、資金が相当ないと全然儲からないけど。

テクニカルで株を弄るならば、システムトレードしかないだろうな。一切の感情を抜きにして、機械的に行う。やり方は様々あるだろうが、俺がいろいろシミュレーションした感じ、儲かるにはそれなりの資金が必要、と感じた。

テクニカルって、投機的だとか馬鹿にされる。これで儲けている奴が批判されたり。ただの嫉妬だな。国の政策的には預金から投資へ、なのだから、どんな形であれ相場に参加してくれる奴は歓迎しないとね。

まあ、テクニカルが見下されるのはわからなくはない。テクニカルの数字は、ファンダメンタルのような意味がある数字ではなく、ただの経験則だから。これだけ平均線と乖離したら反発することが多い、とかね。

ゴールデンクロス、デッドクロスも、ただの経験則。でも、ファンダメンタルで株を弄る人間でも、チャートを一切見ない奴は少ないと思われる。市場参加者の多くが見るものならば、そこに意味がない、というわけでもなくなってくる。

結局のところ、ファンダメンタルとテクニカル、どちらかだけで相場に参加するというのが間違っているのかもね。両方のバランスなのだろう。爆発的に儲けが出せる人間はこのバランスが取れているのだと思う。

(続)

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